サステナビリティ
Sustainability
株式会社キャビックは、
持続可能な世界の実現を目指し、
社会に存在する課題の解決に向け、
積極的にSDGsの取組みを推進します。
サステナブル・シーフードの普及に向けて
海洋環境と水産資源を守り次世代へ残していくことは、水産物を取り扱う事業者の使命であり、そのための取り組みは積極的に行っていかなければならないと考えています。
その取り組みのひとつに、MSC認証があります。
MSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)認証とは、水産資源と環境に配慮し適切に管理された、持続可能な漁業に関する認証規格です。そして、それら漁業で獲られた認証水産物を取り扱う製造・加工・流通業者には、MSC認証品と非認証品とが確実に分別されトレーサビリティが確保されていることを示すMSC-CoC認証の取得が求められます。当社はMSC-CoC認証を取得し、MSC認証製品を積極的に取り扱っております。この取り組みを通して、未来の子供たちもおいしい水産物を楽しむことができることを願い、持続的な海洋環境の保全に貢献します。
安全でクリーンな生産
食品の製造は、その食品が安全・安心であることを前提として、それらが安定して供給できる体制が整っている必要があります。また、食品製造が周囲の環境に負荷をかけてしまうことも避けなければいけません。
タイにある弊社のパートナー工場では、品質に関する国際マネジメント規格「ISO9001」、食品安全を担保する総合衛生管理製造過程認証「HACCP」、適正製造規範認証「GMP」を取得しており、工場内の製造管理・衛生管理・品質管理を徹底し、確かな品質のもと持続的に生産・供給できる体制を構築しております。
また、環境に関する国際マネジメント規格「ISO14001」も取得し、水・エネルギーの有効利用や廃棄物の適切な処理など、商品製造や企業活動において環境負荷を低減する取り組みを行っております。
今後も、当社の商品を責任を持って提供できるよう、提携工場のこれらの取り組みを支援して参ります。
貧困や差別がなくなることを願い
すべての人が明るく健康な生活を送れる世界の実現を目指し、すべての人が必要な医療サービスを受けられるよう、世界各地で活動している団体を支援しております。
そのひとつが、「国境なき医師団」の活動支援です。国境なき医師団では、独自の調査に基づいて、自然災害や紛争による被害、貧困など、さまざまな理由で保健医療サービスを受けられない人びとに対して、緊急性の高い医療ニーズに応える活動を世界中で行っています。弊社では、同団体への寄付を通じ、この活動に賛同しております。
また、「日本赤十字社」では、「人の命を尊重し、苦しみの中にいる者は、敵味方の区別なく救う」ことを目的とし、世界192の国と地域に広がる赤十字社・赤新月者のネットワークを生かして、災害救援をはじめとし、苦しむ人びとを救う幅広い活動をする組織です。弊社は、日本赤十字会員として、この活動に賛同し、その活動を支援しております。
未来へつながる質の高い教育を
世界中の誰もが平等に教育を受けられる社会であることを当社は願っております。学びとは全ての人々が分け隔てなく得られるべきものであり、知識とは未来へつなぐ架け橋となります。
持続可能な社会の実現を目指し、質の高い教育機会の提供も、社会の一員である企業としての責務であると考えております。
当社では水産物を取り扱う事業者として、未来の水産・海洋を担う学生がより質の高い教育が受けられるよう国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産大学校への教材支援を行いました。
地域社会への取組み
未曽有の自然災害が毎年のように発生する日本では災害に強いまちづくりをしていくことが求められます。
当社では災害が起こった地域を支援することで早期復興、より良いまちづくりに寄与できればとの思いのもと平成28年4月に甚大な被害をもたらした熊本地震において、力になれればと願い熊本県に義援金を送りました。
自然災害はなくすことはできませんが、発生した後により強い復興・復旧を目指すことは可能です。被災したまちが以前よりも強いまちに復興し、住み続けられるまちになるよう今後も必要な支援を積極的に行っていきたいと考えています。